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※本サマースクールは、北海道大学社会科学実験研究センターとの共催で行われました。
日時：2007年11月23日（金）～25日（日）
於：北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W309
参加者：
西條辰義（大阪大学、特定領域研究「実験社会科学」領域代表者）
蒲島郁夫（東京大学）
大和毅彦（東京工業大学）
下村研一（神戸大学）
竹村和久（早稲田大学）
巌佐庸（九州大学）
山岸俊男（北海道大学）
亀田達也（北海道大学）
他、参加者約50名
特定領域研究「実験社会科学」は、異なる領域に属する社会科学者が「実験」を共通言語として協働し、より高い説明能力と政策提言能力を有する社会科学を構築することを目的としている。そしてそのためには、社会科学者の間で実験研究に対する理解を高め、実験を実施するにあたっての必要な知識を把握していくことが不可欠である。今回のサマースクールでは、こうした背景を踏まえ、経済学、心理学、政治学等をバックボーンとする、７つの計画研究の代表者らが各人の研究の関心とそれを検討するための実験・調査方法について発表した。フロアーの参加者を交えながら、行動実験におけるディセプションやデブリーフィングの是非、フレーム問題（実験参加者に対して、どのようなフレームを提供するかによって、観察される行動が異なる可能性）、実験実施にあたっての倫理問題などについて白熱した議論が展開された。
第１日目：11月23日（金）
蒲島郁夫・井出弘子（東京大学）
「政治学におけるfMRI実験」
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下村研一（神戸大学）
「産業組織の実験に向けて：シミュレーションとラボ実験」
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山地秀俊（神戸大学）
「被験者を主体的に合理的に行動させる方法は？」
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竹内幹（カリフォルニア工科大学）
「アメリカのInstitutional Review Board（IRB）について」
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懇親会
第２日目：11月24日（土）
清水和己（早稲田大学）
「政治経済実験のプロセデュア－社会関連資本の実験に向けて」
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西村直子（信州大学）
「An experiment on spite in auctions」
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品田瑞穂（北海道大学）
「心理学的ゲーム実験」
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高橋伸幸（北海道大学）
「一般交換実験」
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第３日目：11月25日（日）
坂上貴之（慶応義塾大学）
「行動分析学を中心とした実験心理学的方法による価値測定について」
総括ミーティング
西條辰義（大阪大学）
 
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