※本ワークショップは、北海道大学社会科学実験研究センターとの共催で行われました。
スピーカー: 全卓樹教授(高知工科大学理論物理学研究室)
発表タイトル:量子ゲーム理論と量子意思決定論
日時: 2011年6月7日(火) 13:45~15:45
場所: 北海道大学人文社会科学総合教育研究棟 W506 *14:30よりW504へ移動します
参加者: 高橋泰城、山岸俊男、肥前洋一、品田瑞穂、ほか17名
内容: 当然原理の破れ(violation of sure-thing principle)や、連言錯誤(conjunction
fallacy)等の心理学的背理現象を、ヒルベルト空間ヴェクトルで記述される量子確率を用いて記述する試みがなされている。この講演ではこれが一体どのようなものなのか、どの程度有効なのか、そしてそもそもなぜ量子なのかについて考え、「量子意思決定論」の現状の概観を行なう。人間の意思決定に量子確率をもち込む際に、つねにその背景にある「量子ゲーム理論」についても触れてみたい。 文献:
Cheon T and Takahashi T (2010) Interference and inequality in quantum decision theory Physics Letters A
解説:
全卓樹 量子ゲーム理論
全卓樹 量子意思決定論について
お問い合わせ先:
高橋泰城准教授
e-mail: taikitakahashi○gmail.com (○を@に変えてください)
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