※本ワークショップは、北海道大学社会科学実験研究センターとの共催で行われました。
スピーカー: Yaniv Hanoch, Michaela Gummerum (University of Plymouth)
日時: 2008年8月7日 (木曜日) 10:30~15:30
場所: 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W309
参加者: 山岸俊男、亀田達也、結城雅樹、大沼進、他16名 (計20名)
内容:
Yaniv Hanoch
“Choosing the right drug plan: Older adults, choice size, and numeracy”
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アメリカのメディケアシステムにはさまざまな保険オプションが存在する。しかし、これらの保険制度は複雑なものであり、消費者に困難な意思決定を強いるものである。本発表では、人々がどのように複数の保険オプションの中から自身が選好する選択を行うかを検証した実験の結果を報告した。実験の結果、年齢が上がるほど保険オプションに対する理解度が下がるにもかかわらず自身の選択に自信があると答えることが明らかになった。これらの結果から、発表者はメディケアシステムの制度設計を見直す必要があると指摘した。 |
Michaela Gummerum
“The development of prosocial behaviour in children and adolescents”
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本発表では、子供における向社会的行動の発達について一連の研究を報告した。実験では子供が向社会的行動を行うかどうかを集団討議によって決定するという課題を行ったところ、発達の初期段階では自己利益追求型の選択肢が選択されやすいが、発達の段階ごとに合議によって選択されやすい選択肢が変わることが明らかになった。これらの実験結果から向社会行動は、発達のそれぞれの段階において社会化の影響を受けていることが示唆された。 |
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