21世紀COE 「心の文化・生態学的基盤に関する研究拠点」
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The 11th International Workshop

Workshop on "Information Use and Group Living"


日時: 2005年10月26日(水) - 28日(金)
於: 北海道大学, 遠友学舎
スピーカー:
  Luc-Alain Giraldeau (行動生態学, ケベック大学)
  中丸 麻由子 (数理生物学, 東京工業大学)
  Reid Hastie (意思決定科学, シカゴ大学)
  Richard McElreath (進化人類学, カリフォルニア大学デービス校)
  亀田 達也 (行動科学, 北海道大学大学院文学研究科)

ワークショップの目的
  集団における情報使用は、人間を含む社会的動物を理解する上での核心的なテーマとして認識されつつある。近年、共通の理論と方法論(進化ゲーム理論, シミュレーション・モデル, 行動実験)を背景とした情報の使用に関する分析から、様々な統合的研究テーマが生まれつつある。これらの研究テーマは、「不確実性の存在する状況下で個体がどのように情報探索に取り組むか」や、「個体が行動を選択する上で個人的に獲得した情報と社会的情報をどのように組み合わせるのか」、また「知識を共有する個体群(あるいは「文化」)の中で、情報がどのように伝播し、また蓄積されていくのか」などを問題として扱っている。しかし、分野間の連結が可能であるにもかかわらず、十分な交流のないまま、これらの研究成果は異なる分野(行動生態学, 社会心理学, 進化人類学, 経済学)の間に散在してきた。
  3日間にわたる今回のワークショップの目的は、互いに異なる分野に属しつつ、これらのトピックを扱っているアクティブな研究者を一堂に集め、集中した議論の場を提供することにあった。通常の会議とは異なり、今回は5名のみを参加者とした「議論志向」のワークショップを目指した。各参加者は3時間の発表時間を持ち、上記のテーマに関連する研究の報告と議論が行われた。


第1日目: 2005年10月26日(水)

10:00 - 13:00 Reid Hastie



14:00 - 17:00 亀田 達也




第2日目: 2005年10月27日(木)

9:00 - 12:00 Luc-Alain Giraldeau



14:00 - 17:00 中丸 麻由子



第3日目: 2005年10月28日(金)

9:00 - 12:00 Richard McElreath



14:00 - 17:00 総合討論


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