瀧本がNHKBSP「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」でウマのコミュニケーション能力と家畜化がコミュニケーション能力の進化に与えた影響について解説しました。
- 2022年5月10日
瀧本がNHKBSP「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」でウマのコミュニケーション能力(特にウマにおけるヒトの情動のクロスモーダルな認知)や家畜化がコミュニケーション能力の進化に及ぼした影響に関する情報を提供し、解説しました。出演回のテーマは「“家畜” それは遺伝子の共進化」で、いつも研究でお世話になっている北海道大学静内研究牧場や北海道大学馬術部でも撮影をしていただきました。個人的には、子どものころから大好きな司会の織田裕二さんにウマのコミュニケーション能力に興味を持っていただけたようで、とてもうれしく思いました。
「“家畜” それは遺伝子の共進化」
初回放送日: 2022年5月10日
ブタやヤギ、ウシやウマ。「家畜」は、狩猟採集で暮らしていた人類に大転換をもたらした。肉やミルクだけでなく、衣服や道具も生み出せる。人間の都合で自然に手を加え、遺伝子を変えた結果だ。しかし家畜化が起きたのは、動物だけではない。なんと人類は自分自身をも家畜化し、ヒトの進化に大きく関わった可能性があるというのだ。家畜となった動物とヒトに共通して起きた変化、遺伝子や細胞レベルで起きた驚きの進化を妄想する。
5月12日(木)午後11:00 ほか 放送予定へ