当講座の特徴の一つは、充実した実験設備です。心と社会の関係性を科学的に検討するためには、質の高いデータの効率的な収集が欠かせません。社会科学における代表的なデータ収集法には、社会調査、フィールド調査、コンピュータシミュレーションなど様々ものがありますが、当講座が特に力点を置いているものの一つが「実験」です。当講座は、日本国内において最も精力的に社会科学実験が行われている研究拠点の一つであり、実験室の年間稼働日数は約200日、1年間の実験参加者数はのべ約2,800名(平成24-26年度平均)にのぼります。

当講座における実験の多くは、北海道大学社会科学実験研究センター (人文・社会科学総合教育研究棟)内に設置された3つの実験室(「国際ネットワーク実験室」「集団実験室」「感覚システム実験室」)、また同センターと北海道大学医歯学総合研究棟中央研究部門が共同で運用しているMRI室(医歯学総合研究棟内)で行われています。

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