院生・若手研究者のための英語論文執筆セミナー
2017年11月28日(火)、北海道大学社会科学実験研究センターは、「院生・若手研究者のための英語論文執筆セミナー」(共催:附属図書館・人材育成本部・大学力強化推進本部URAステーション、後援:文学研究科)を開催いたしました。
大手学術出版社SAGE Publicationsから当センターへのご提案をきっかけとして2015年度より開催している本セミナーは今年度で第3回を迎えました。
同出版社のアジア・太平洋地域マネージング・ディレクターであるRosalia Da Garcia氏による英語論文執筆と投稿の心構えとヒントに関する初心者向けの講演、2016 SAGE-Hokkaido Award for Best Journal Article in Social Sciences(2016年度 SAGEー北大 社会科学国際優秀論文賞)受賞者である稲葉美里氏(関西大学経済実験センター・博士研究員)による論文執筆経験談に加え、附属図書館からはクリエイティブ・コモンズに関する講演が行われました。
会場には、これから英語論文執筆に取り組む大学院生・ポスドクや、若手教員を中心として93名という多くの方々にお集まりいただき、盛会のうちに終了いたしました。
セミナー講師・Rosalia da Garcia氏(SAGE出版アジア・太平洋地域マネージング・ディレクター)
会場からは、論文内容に留まらずオーサーシップに関する質問も挙がりました。
こうした活動を通じて、社会科学実験研究センターは引き続き、本学の人文・社会科学分野における若手研究者育成に力を入れていく予定です。
その一貫として、2016年度から、北海道大学社会科学実験研究センターとSAGE Publications Asia-Pacificとの共催により、本学大学院生を第一著者とする人文社会科学系分野の国際誌掲載論文に対する論文賞としてSAGE-Hokkaido Award for Best Journal Article in Social Sciences(SAGEー北大 社会科学国際優秀論文賞)を設けました。大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。論文賞の詳細はこちらからご覧ください。