退くか、担うか、寄り添うか:共同行為に潜む社会的意思決定
CERSSコロキウム | 2021.7.8

日時: 7月8日(木) 14:45~16:15
場所: Zoomでのオンライン開催
話者: 阿部匡樹准教授 (北海道大学大学院教育学研究院)

参加者:17名

タイトル:退くか、担うか、寄り添うか:共同行為に潜む社会的意思決定



アブストラクト:
集団生活を営む我々ヒトの日常においては、個人間での社会的意思決定を迫られることが少なくない。このような社会的意思決定は、一般にはミーティングでの合意など、議論や書面を介しての意思疎通が想定される。しかし、二人での運搬作業など、身体を介した共同行為もまた社会的意思決定の場となりうる。本発表では、単純な共同運動課題の制御においても個々の社会性が無視できないこと、それらの社会的な相互作用を通じて共同行為における意思決定が為されることを、行動学的・神経生理学的データの両面から紹介したい。



 
問い合わせ担当:北海道大学社会科学実験研究センター長 大沼進
e-mail: ohnuma*lynx.let.hokudai.ac.jp (*を@に変えてください)